女子社員との関わりには気をつけなければならないと肝に銘じました。

飲み会でわいせつ行為

42歳の会社員です。
セクハラのことで、専門家の先生に相談しました。

会社の飲み会で、隣に座っていた新入社員の女の子の肩を抱いたり手やおしりを触ったりしたことが、セクハラとして問題になりました。

その新入社員は気さくな女の子で普段から親しく会話する仲だった為、嫌なら本人がそう言うだろうと思っていました。

特に拒絶する態度がなかったので、スキンシップを相手も受け入れてくれていると感じていました。
私自身酔っぱらっていて、気が大きくなっていたのだと思います。

飲み会の時に「今度二人で食事に行こう。」と誘いましたが、それは断られたので引き下がりしつこく誘ったりはしていません。
しかし彼女が他の女子社員に相談し、そこから上司にまで話がいったようなのです。

私は上司に呼び出され、転勤もしくは退職を打診されました。
事実を知った女の子の母親がカンカンに怒っていて、わいせつ罪で訴えることまで考えているとのことでした。

私は大事になってしまったことに驚き、女の子に謝罪したいと申し出ましたが、彼女は退職を考えるほどショックを受けて今日も会社を休んでいるとのことでした。

社内でのスキンシップや何気ない会話もセクハラて訴えられる時代で、会社もそれを放っては置けないのだと上司に言われました。

困った私は専門家に相談しました。
専門家が彼女の言い分を詳しく聞き、私が会社に残れる道を探ってくれました。

彼女は反省文を差し入れて、私の勘違いによる軽率な行動だったことを詫びました。
私の反省が伝わり、彼女の母親もわいせつ罪で訴えることは考え直してくれました。

今までは私が彼女の教育係的な立場にあり仕事上の接点が多かったのですが、「もう一緒に仕事することは考えられない。」とのことでした。専門家を通して話し合いを進める中で、彼女が部署を変わることが決まりました。

40を過ぎた私が部署を変わるのは難しく、入って間もない彼女が移動した方が会社に取っては有益だと判断した為です。

私は彼女に慰謝料を支払い、会社からは減給処分を受けました。

私の軽率な行為で彼女自身が部署を変わることになり、本当に申し訳なく思っています。
ひと昔前なら問題にならなかった行為も現代では大問題になってしまうのだと痛感しました。

専門家の力を借りて、なんとか仕事を続けることができ、ほっと胸を撫で下ろしています。
二度とこのような問題を起こさないように、女子社員との関わりには気をつけなければならないと肝に銘じました。